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□最愛□

作者>いおかいつき
挿絵>山田ユギ
レーベル>SHY NOVELS

最愛 最愛
いおか いつき (2006/04/10)
大洋図書
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<あらすじ>
大阪で逃がし屋稼業をして暮らす芳賀貴之の前に、ある日、いきなり男が現れた。その男こそが、貴之に逃がし屋を始めさせたきっかけになった男であり、本当の名前を捨てさえして忘れたかった過去でもあった。
男はかつて貴之の義弟だった東吾で、今は大物総会屋『大塚象山』を名乗っている。獣のように身体を貪りあった過去。逃げ出した貴之を自分のものにするため、金と権力を手に入れた東吾。再会したふたりの未来は!?

<読書メモ>
少し複雑な家庭環境から総会屋界のエリートにのし上がって来た一途な男・東吾(大塚象山)×本名を捨て大阪で敏腕逃がし屋として活躍する優しくて冷静な男・行成(芳賀貴之)のお話。

幼いころ、少しの期間だけ義理の兄弟として過ごした行成と東吾。やがて両親の離婚によって離れ離れになった2人は13年後、行成の会社での株主総会で、その会社の社員と総会屋として再会する。
総会屋・大塚象山として総会を混乱させ、その混乱の中、会社から行成を連れ去り、自分のマンションに監禁する東吾。
連日無理やり体の関係を強要され、外出することも許されず、東吾の意図のわからないまま監禁生活を送ることに不安を覚えた行成は、何とか東吾の下から逃げ出すが、大阪で名前を変え、逃がし屋としてようやく「芳賀貴之」としての生活が落ち着き始めた矢先、再び行成の前に東吾が現れる。
と言うあらすじです。

いおかいつきさんの作品は全作ではないんですけど何作か読んでいます。
あっさりしたお話ですが、心に残るお話が多いなぁと思う作家さんですが、今回も裏社会が舞台ながら、さらりと読める、でも、心に残るお話でした。

行成の関西弁がすごくあったかくて、逃がし屋と言う職業+東吾が総会屋なのでヤクザと対峙したりするシーンもあるのですが、そんな裏社会ものらしくドロドロとしたどことなく怖い雰囲気みたいなのはありません。
どちらかと言うと、監禁するほど行成に執着していた東吾が「次にどんな行動に出るか?」と言う緊張感の方が大きかったです。
だって。5年もの間、逃げた行成を探してたんですよ。
一人の人間を探すのにそんなに時間(きっとお金も)を費やすなんて、その執着(愛情とも言う?)は普通じゃない・・・気がする。
そして、普通の人間ならば命がけで逃げ出したのに、そうしてまでして探し当てられた時点で怖くて震えてしまうか、また逃げ出してしまうと思うのですが、この行成、さほど動じないんです。
それには行成の心に思う事があっての覚悟があったんですけど、そこがまた面白いです。
最後まで読んで「最愛」のタイトルの意味を噛み締めることになるのですが、行成と東吾の愛憎劇(?)もさることながら、行成のお仕事シーンも面白くて、一気に読めた一冊でした。

最近、こう言う10年愛的なもの、長い間友達同士ものとか、幼馴染もの、義兄弟ものは私のツボです。
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ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

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