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□家賃□

作者>月村奎
挿絵>松本花
レーベル>ディアプラス文庫

家賃 家賃
松本 花、月村 奎 他 (2005/12)
新書館
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<あらすじ>
中学教師の遼の部屋に突然、勤務先の学校を卒業した人気アイドルの望月和哉が転がり込んできた。
担任でもなかった男のところに何故かそのまま居着く和哉。
態度だけはデカく「家賃ならカラダで払う」が口癖だが、芸能事務所をやめて親からも見放された少年を、遼は追い出したりもできなかった。
けれどある時、今までの家賃だと言って、和哉が大金を持って帰って来たところから・・・?

<読書メモ>
ドライだけれど頼りになる中学校の先生・里谷遼×やんちゃで小生意気だけど一途で純情な元アイドル・望月和哉のお話。

望月和哉・15歳。
15歳です。
私のBLカップリング(H有の場合に限る)年齢のボーダーギリギリでしたが、最後に16歳の誕生日を迎えるのでよしとします(・・・?)。
素直じゃなくて、時折、恩師の一人であるはずの遼に対して暴言を吐く和哉がすごくすごくカワイイです。

遼視点から見ると、担任をしていたわけでもない、一度だけ少し親密な交流があっただけの和哉が、アイドルと言う職業をやめ、身ひとつで自分の家に転がり込んで来て、戸惑いながらも和哉に惹かれていくと言うお話。
和哉視点から見ると、芸能活動をしながら通っていた中学校で、担任ではないけれど自分の複雑な家庭環境と、仕事と学校生活を両立することに対して理解を示してくれ、一度だけ優しく抱きしめてくれた遼に恋心を抱き、在学中にキスをされたことをネタに遼の家に転がり込んでつかの間の幸せを味わうと言うお話。

遼の家に転がり込んだ当初は傍若無人にふるまってた和哉。遼はそんな和哉に振り回されながらも追い出すことが出来ず、一緒に暮らす中で、和哉の心の内にある親からの愛情に飢えたゆえの寂しさに気づき、次第に愛しく思うようになります。
けれど、遼は愛しく思うものの和哉の本心がわからず戸惑い、和哉もまた一時でも好きな人と過ごすため、生意気な態度を取って気を引いては遼の家に居座ろうと必死なため甘い雰囲気にはなりません。
それが、ある時ちょっとしたすれ違いで和哉は家を飛び出し、一旦戻って来たと思ったら遼を挑発するように、自分はお金のためにカラダを差し出すこともいとわないような事を告げます。
その発言に遼は激昂し、今までの家賃を「おまえの得意な方法で払えよ」と和哉を強引に抱きます。

そこから、遼は挑発されたとは言え、元教え子に手を出した罪悪感から和哉を自分の元から離れさそうとするのですが、それから遼と和哉がお互いの気持ちを知るまで、もうハラハラドキドキです。
色々あって、最後に遼に思いを告げる時の和哉が最高にかわいいです。多分遼でなくとも和哉を放っておけないと思います。

本編「家賃」の中でも時折、和哉の秘められた想いや、寂しさ。誰かに必要とされたいと切に願う気持ちはさりげなく出て来るのですが、続編になる「家賃+α」では完全な和哉視点になり、遼の家に転がり込んだ理由や、好き放題に振る舞いながらもその奥に秘めていた想いなどが明かされて行きます。
そしてますます、和哉のかわいさがわかります。

手にした時「・・・薄」と思ってちょっと年末に切ない思いをしたこの一冊。
けれど、期待を裏切らない、切なくて、少し痛くて、かわいくて・・・何ともロマンチックなお話に大満足でした。
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ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

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