FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

□上海金魚□

作者>かわい有美子
挿絵>花本安嗣
レーベル>CROSS NOVELS

上海金魚 上海金魚
かわい 有美子 (2003/05)
笠倉出版社
この商品の詳細を見る


<あらすじ>
しっとりとした花のような色香を持つ水端佑季の恋は、初めて訪れた異国の地、上海で終りを告げた。
男の狡さに気付きながら、嘘を信じていた佑季は突然の別れに傷付き、旅先で出会った男、滝乃と体を重ねてしまう。
滝乃の包み込むような優しさに、つかの間の関係だとわかっていても、心惹かれることを止められない佑季だったが…。

<読書メモ>
仕事のできる眼鏡商社マン・滝乃×美貌の公務員・佑季のお話。

おおまかな話の流れは、あらすじで3分の2は語られています。
だって。
滝乃と佑季が身体の関係をもつのはもうラストシーンに近くなってからなんです。
前半は、商社マンの滝乃が、駐在中の上海で取引先の社長である伊藤と言う男の同伴者・佑季と出会い、惹かれていくまで。と、上海に旅行中の佑季が、信じていた恋人・伊藤(伊藤は妻帯者なので正式には愛人)の不誠実な態度に見切りをつけ、先に伊藤を日本に帰し、上海に一人残って滝乃と過ごすうちに惹かれていくまでの過程が書かれています。
そして後半は、伊藤が日本に帰ってから、滝乃と佑季が丸2日の上海観光を経て惹かれあい、佑季が上海で過ごす最後の夜に関係を持ちながらも、素性を明かさないまま別れ、帰国後、日本で会うはずのない中、偶然に再会するまでが書かれています。

なんとも地味で、静かなお話です。
上海の美しい情景と、佑季の美貌が目の前に浮かんでくるような表現がすごく素敵ですが、「この場面インパクトがあった!」と言うようなパンチのきいたお話ではないです。
が、佑季が伊藤と別れて滝乃と過ごす場面の辺りから、滝乃のかっこよさとか、佑季の色っぽさとか、さりげなく書かれている何気ない2人の仕草とか、周りの風景とか。そして、2人の距離がゆっくり縮まっていく様子とか。
ものすごく引き込まれて、自分も上海にいるような気持ちで最後まで夢中で読めました。
面白かったです。
でもこう言う静かで地味めな恋愛小説ほど、何度も読み返したくなるんですよね。
とても気に入っています。

あ。
一つだけ追記することがあるとするならば、
ベッドシーンがとてもリアルです。官能的です。
静かに流れて行くお話の中で、2人の体温がぐぐっと上がるシーンが2つのベッドシーンだけなので、よりそのセクシーさが際立っているのかもしれません。
滝乃は色気たっぷり系の攻ではないと思っていたのですが、これがなかなか・・・。
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

中国四千年の・・・エロ

ワタシ 上海から帰ってきたあるねー。旅行たのしかたあるよということで、上海旅行にまつわるホモ本を御紹介です。今日のホモ「上海金魚」 かわい有美子(絵・花本安嗣) 笠倉出版社 CROSS NOVELSしっとりとした花のような色香を持つ水端佑季の恋は、初めて訪れた異国の地

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
03 | 2019/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
プロフィール

ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

バナー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。