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□神様に言っとけ□

作者>榎田尤利
挿絵>紺野キタ
レーベル>SHY NOVELS

<あらすじ>
ある事情から『純粋なる人』と恋愛関係を成立させなくてはならなくなった惣田洋一は、花屋に勤める眠鏡の冴えない十八歳男子・久慈眞と恋愛すべく努力をしていた。
期限は四週間。だが、女にすら本気になったことのない惣田に、男と恋愛できるはずがなかった。
おまけに野暮ったい眞はいつも俯きがちに話し、いつもおどおどしていて魅力がない…はずだったのだが!?

<読書メモ>
瀕死のところを天使に拾われ別人の身体を借りさわやか青年・清水として過ごすヤクザ・洋一×洋一の恋のお相手「純粋なる人」に選ばれ本当に純情で真面目な花屋の店員・眞のお話。

とてもあったかい気持ちになれるお話です。

悪行の果て、自分に恨みを持った女に刺され、瀕死の状態になった洋一は、突然現れたノリの軽い天使から、人生を継続させる代わりに別人の身体と4週間の期間を与えられ、『「純粋なる人」と恋愛をし、主に「純粋なる愛」を捧げること』と言う条件を提示される。
その相手が花屋の店員で本当に野暮ったい男、久慈眞。
同性で、しかも冴えない男の典型のような眞に恋愛感情など持てるはずもなく、とりあえず眞の勤め先に足を運ぶものの、全くそんな気になれない洋一。
けれど、花屋に足を運ぶうち、洋一はちょっとドジだけど素直で優しい眞のことが気になり始めます。
花の配達に出かけた先で、痴話げんか(暴力沙汰)に巻き込まれた眞を偶然に助けた洋一。
その事件がきっかけで、急速に二人はお互いを意識し始めます。
幼い頃に父親に暴力を振るわれた洋一はその暴力をまた他人に向けてきた。逆に幼い頃母親に暴力を振るわれた眞は絶対に暴力はいけないと訴える。
洋一はそんな眞のまっすぐな生き方を見習って改心しよう。とは思わないものの、そんな生き方もあるのだと、次第に眞に興味を示し始めるのです。
眞にクリスマスに天使のキャンドルをプレゼントをしたり、夕食に誘ったり(しかし眞に作らせる)。
また眞も洋一にアドバイスを受けつつ、少しづつ垢抜けていき、(多分、洋一に恋をしたから・・・なんだろうなぁ)少しづつ洋一に心を寄せていきます。
けれど。
洋一が、清水と言う青年の肉体を借りて眞と過ごす時間は4週間。
その間、親身になって眞を見守ってくれていた笠井牧師が倒れて入院したり、その病院に洋一の本当の体が入院させられていることで過去の自分と向き合う出来事に直面したり、二人を近づけた事件・痴話げんかの男の方に復讐をされたり・・・。
事件が次々起こります。
最終的にその事件のひとつひとつが、洋一と眞の距離を縮め、また洋一に足らない「ラブ」を思い出させるのですが、二人がお互いを「好き」と認識して、洋一が眞に触れた時。
とうとう「清水」の姿をした洋一と、「純粋なる人」眞にタイムリミットが訪れます。

ラストシーンはほっとして、けれど少しだけ胸が痛くなりました。(いえ、素敵なハッピーエンドなんですよ☆)

読み終えて、本当の愛とは?なんてものを考えさせられたような、クリスマスシーズンにちょっと心洗われる一冊でした。
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ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

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