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□刺青の男□

<作者>阿仁谷ユイジ
<レーベル>EDGE COMIX

<あらすじ>
刺青を持つ三人の男たち(牡丹の潟木、ラナンキュラスの武藤、狂い鮫の埜上)。
それらに絡む謎の男、久保田。
社会の裏側を生きる男たちに救いはあるか・・・?

<読書メモ> 

・僕のカタギくん
謎の男、潟木を愛するペテン師(仮)・久保田×元お坊ちゃま、現ヤクザ者・潟木
・ラナンキュラスの犬
組の幹部・武藤×組長の息子・坊(有馬)
・狂い鮫とシンデレラ
狂犬・埜上×女装する謎の男・久保田
・みんなの唄
久保田、潟木、武藤、有馬のその後
・はるの恋&ゆめのあんない
軽目のモテ大学生・春野×電波系で春野に片想い中の大学生・安奈
のお話

「僕のカタギくん」から「みんなの唄」まで、裏社会に生きる男たちのシリーズです。
「はるの恋」と「ゆめのあんない」も、生霊が出てくる個性的なお話でしたが、とにかく「僕の~」から「みんなの唄」のインパクトに比べれば、ちょっと印象薄いです。

初めて読んだ時、しばらく眠れない日々が続いたほど、強烈で、心に引っかっかてなかなか取れない棘のような一冊でした。
特に「狂い鮫~」は暴力的で、そこに愛はかけらも無いお話で、一瞬「読むんじゃなかった」と後悔したほど。「みんなの唄」も、主人公たちのその後ではありますが、重く、深く、決して読後にハッピーになれるお話ではなく。
それでも、久保田が最後に、潟木に告げる言葉のひとつひとつがとても胸に響いて、そのシーンが読みたいが為に、また最初から何度も読み返しています。
読む度に胸が締めつけられる思いはするのですが、それでも、読むことをやめられない。
麻薬のような作品だなぁと思いました。
これほどまでに強烈な印象と余韻を残してくれたBLは小説の「エス」以来ではないかと思います。

裏社会に生き、思い思いの刺青を背負った男たちの行く末を見守った久保田と言う男が、最後に背負ったものは決して軽くはないのに、笑顔でそれを重いとは思わせない。
それがまた悲しくて、やるせなくて、私の心にざくっと切り込んでくるのですが、それでも読むのをやめられない、大切な一冊となりました。
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ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

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