FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

□悲しみの涙はいらない□

<作者>水原とほる
<挿絵>ヤマシタトモコ
<レーベル>ダリア文庫

<あらすじ>
母親に捨てられ、義父の借金のカタとして金融業を営む国枝に引き渡された遙。その美しく儚げな容貌で借金返済のために売春を強要されてきた。男達からの陵辱に耐えるため、固く心を閉ざしていたはずなのに、気まぐれに自分を抱いた国枝の言葉に何故か傷ついてしまう。端整な顔立ちだが冷たい目をした国枝の冷酷さに怯えながらも、垣間見える彼の孤独と優しさに遙の心は揺れ動き…。

<読書メモ>
もと鉄砲玉で現在は頭のキレる冷酷な金融屋ボス・国枝×母に見捨てられどこか人生を諦めたように生きるが涙を見せない青年・遙のお話。

作者が「ひねくれ者の足長おじさん」と称した国枝の多くを語らない不器用な愛情と、辛いこと、寂しいことをやりすごすことに慣れた遙が、国枝に恋にも似た感情を抱く姿がじわりじわりと胸を打ちました。
どこか人との付き合いに決定的な何かを欠いた2人が、手探りで距離を詰めていく途中に、お互いの存在を失ってしまうかという危機に直面し、それを乗り切った後国枝が遙に想いを告げるシーンがとても良かったです。
部下にも誰にも心を許していなかった国枝、親にも見放され人に頼る事も頼られる事もなくモノのように扱われて来た遙。
そんな2人がようやく唯一の存在を見つけ、これまた不器用にその手を取り合うラストシーンは、もう何度も読み返しているくらいお気に入りです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

バナー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。