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□恋雪□

<作者>砂原糖子
<挿絵>木下けい子
<レーベル>SHY NOVELS

恋雪 (SHY NOVELS 184) 恋雪 (SHY NOVELS 184)
砂原 糖子 (2007/07/18)
大洋図書
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<あらすじ>
「いつか必ず迎えに来るから、向こうで一緒に暮らそう」
そう言って島から去った幼馴染みの成明を信じ、東京に来た湊だったが、成明は劇団と仕事で忙しく、冷たかった。それでも、成明が酔って帰った日に結ばれ、喜ぶ湊だった。しかし、実は成明には好きな女がいて、その代わりに抱かれたことを知り、ショックを受ける。
そんなとき、湊に俳優になることを勧めるプロデューサー・柏木が現れて…!?

<読書メモ>
俺様で素直じゃないけれど少年のようなまっすぐさを持つ演劇青年・成明×従順で流されやすいけれど時に強さを見せる青年・湊のお話。

大好物の幼馴染みものですよ!
あらすじを読んだ時には、成明に好きな女!?なんやと~(怒)となり、読み始めてしばらくはやっぱり実際に女の影がちらつき、成明は湊に冷たいし、再会して初めてのHに至ってはあらすじに偽りなく、湊を好きな女の代わりに抱いてしまった…みたいな感じで進むので「成明(BLの攻としては)最低!」と思いました。
が、湊を好意を寄せる女の代わりにしてしまった自分を反省すると同時に、久々に触れた感覚で、島で何よりも愛しい存在だった湊への想いを、成明は少しずつ思い出すのです。そんな成明に対して、自分を抱いた後に後悔した素振りを見せた後急にやさしくなった成明の姿に徐々に不安を抱き始める湊。
不信感と不安が募る中、偶然成明が想いを寄せる女と抱きあっている場面を見てしまい、成明の心が自分から離れてしまったと確信した湊は成明の元から去ります。
やがて成明の元を離れた湊が、東京で目的を見失って柏木に手をひかれるまま俳優になり、逆に今度は湊に置いて行かれる立場になった成明は事情で島に帰る事になり、お互いがやりきれない想いを抱えたままは再び違う道を歩き始めます。
と書くと、すれ違いの焦れったいばかりのお話なようですが、元々はお互いを何よりも大切に思っていた2人。紆余曲折を経て、最後にはもちろんハッピーエンドです。
所属する小劇団への成明の情熱や、成明と暮らす事だけが目的だった東京で湊が夢を模索する姿と、成明が学校の資料室の片隅で湊と初めて抱き合った回想シーン、湊が柏木とビルの夜景を背にキスするシーン、島から東京へ戻る湊が成明に「したっけ(またね)」と告げるシーンなどなど、場面場面の描写がとにかく秀逸で、「恋雪」と言うロマンチックなタイトルにふさわしく、雪の中でのラストシーンまで、心に染みるお話でした。
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ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

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