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□妓楼の戀水□

<作者>橘紅緒
<挿絵>宮城とおこ
<レーベル>SHY NOVELS

妓楼の戀水 妓楼の戀水
橘 紅緒 (2007/03)
大洋図書
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<あらすじ>
男でありながら遊女顔負けの美しい容姿を持ち、郭で生まれ育った節にとって、人の情などその日によって変わるもので、戀など現の世迷いごとのようなものであった。そんなある日、東和財閥の御曹司、東和柾臣が浮雲花魁の客として遊廓を訪れた。遊廓を知らず、礼儀正しく振る舞う柾臣の優しさに触れ、節は生まれて初めて知る感情に戸惑い、傷つきながらも、どうしようもなく戀に囚われて…

<読書メモ>
理由あって遊郭の花魁の元に通う財閥の御曹司・柾臣×幼い頃から遊郭で暮らし現在は喜助として遊郭の雑用係をして働く美貌の少年・節のお話

遊郭ものでは、男娼の主人公が客として訪れる御曹司と恋に落ちる…と言うパターンのものは読んだ事があるのですが、このお話は女郎のお世話をしている少年と、言い方は悪いですが女を買いに来た御曹司が恋に落ちるお話でした。
客としてやって来たオヤジを手玉に取るしたたかな節を気に入らない花魁がいたり、節にちょっかいをかけてくる遊び人の常連客がいたり、登場人物同士の駆け引きがとても面白いです。
そんな色と欲が渦巻く中で、遊郭での遊び方も知らない柾臣と、恋と言う感情を知らなかった節の淡い想いが際立っていました。
その淡い恋が、節に何かと絡んでくる葛城という客のイタズラ心がきっかけで一気に燃え上がるのですが、その盛り上がりがなんとも言えずグッときました。
節のはんなりとした関西弁は色っぽくて良かったのですが、一つ贅沢を言えば、節がもう少し男らしい方が良かったかな。
はんなりとした関西弁よりも、もう少し粗雑な方が良かったかも…。
途中、節が男であることを忘れちゃうほどはんなりしすぎかなと思いました。
でも、最後にちょっとしたタネ明かしがあったり、ぎっちり終わりまで楽しめた一冊でした。
あと、「戀水」の由来が素敵です。
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テーマ : 雑誌
ジャンル : 本・雑誌

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ユウリ

Author:ユウリ
趣味は読書(BL本多し)と野球観戦のしがないOL。ぼけ~っと日々過ごしていますが、時折「とぁっ!」っと突然に目にしたものに燃える(萌える?)傾向あり。
今まさに燃えているのがBL小説とダイエット。
あんまり陽気ではない(?)関西人です。

※BL本(いわゆる男同士の恋愛話の本)中心にメモしてますので、そいうことに嫌悪感を抱かれる方は、ご注意下さいませ。

※コメントやTBは大歓迎です!但し、あまりにブログの趣旨とかけ離れているような記事に関しましては予告なく削除させて頂きますのでご了承下さいませ。

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